産毛の脱毛というと、あまりなじみが無いかもしれませんね。
ですが、産毛を脱毛することによって美容効果が得られるなど、嬉しいメリットがあるのです。
ここでは、産毛の脱毛について気になるあなたのために、知っておくべきポイントをまとめました。
①産毛を脱毛するメリットとは?
②産毛脱毛に関して、把握すべき注意点
③脱毛方法を徹底比較!それぞれのメリット・デメリット
の3つです。
さっそく解説していきましょう。
目次
【①産毛を脱毛するメリットとは?】
顔や首筋、背中などに生えている産毛。薄く柔らかい毛なので見逃しがちですが、産毛もムダ毛の1種。
きちんと処理することで、嬉しいメリットが得られるのです。
具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?3つご紹介します。
(1)肌がワントーン明るくなる!
特に顔の産毛は処理することをおすすめします。
産毛を処理することで、毛によってくすんで見えていた肌が、パッと明るくなります。
産毛を脱毛すれば顔のトーンがぐっと明るくなるので、より美しい見た目に近づくことができますよ。
また、背中や首筋の産毛も脱毛すれば、露出の多い服だって怖くない、自慢の美肌に。
いろいろなファッションを楽しみたい女性にとっては嬉しい効果です。
(2)毛穴が収縮して、肌がきめ細かくなる!
産毛が無くなると、毛穴はだんだん小さくなります。毛穴が収縮すると、肌がきめ細かく見える効果が得られます。
産毛を脱毛すれば、すべすべ美肌に近づくことができますよ!
(3)ニキビの改善につながる!
産毛を無くすことで、雑菌が繁殖しにくくなります。
また、毛穴も収縮するので、ニキビの原因となる皮脂がたまるのを防ぐことができます。
その結果、ニキビが改善する効果も期待できるのです。
※産毛の自己処理は難しい…だからこそ脱毛がおすすめ!※
「産毛を処理するなら、カミソリで剃毛するなど、自己処理でもいいのでは?」
と考える方も居るかもしれませんね。
しかし、産毛の自己処理はいろいろと難点があります。
まず、剃毛によって毛が太く濃く見えてしまうことです。
「産毛は剃ると濃くなるから、剃らないほうが良い」というのを聞いたことがありませんか?
正確に言えば、毛自体が濃くなるわけではありません。
剃毛すると毛が途中でカットされてしまうので、見た目として毛が太く濃いような印象になってしまうのです。
さらに、剃毛での処理は肌を傷つけてしまう恐れもあります。自己処理を繰り返すと肌を痛める危険性があるのです。
なので、自分で処理するよりも、サロンやクリニックでの脱毛がおすすめです。
【②産毛脱毛に関して、把握すべき注意点】
産毛の脱毛は、受ける前に把握しておいたほうが良い注意点があります。
ここでは一般的な注意点2つを紹介します。
なお、サロンやクリニックによっては注意事項が異なる場合も考えられますので、実際に脱毛を受ける場合は、事前に相談や確認をしてみてくださいね。
(1)硬毛化が起こってしまうことがある
産毛脱毛をすることで、硬毛化が起きてしまう場合があります。
硬毛化とは、文字通り毛が太く硬くなってしまう症状のことです。
レーザー脱毛や光脱毛によって、産毛が硬毛化してしまうケースも見られます。
特に注意が必要な部位は、二の腕や腰回り、首周辺や肩です。これらの部位の産毛は、硬毛化が起こりやすいと言われています。
硬毛化が起こると、脱毛処理の長期化をもたらします。施術が完了するまでの時間や期間が長引くことも考えられるので、予めそういったリスクがあることを承知しておきましょう。
(2)効果が出るまでに時間・回数がかかる
ワキやデリケートゾーンなど、ほかの脱毛と比べ、産毛の脱毛は効果が出るまでに時間や回数がかかります。
その原因は、産毛は細く薄いから。光脱毛やレーザー脱毛は、黒いメラニン色素に反応して脱毛効果を発揮します。
産毛は細く薄く、メラニン色素も少ないので、他のムダ毛と比べて脱毛機器が反応しづらいのです。
普通の毛の場合、脱毛に要する回数は12~16回ほど。期間で言えば2年強~3年弱くらいかかります。
しかし、背中の産毛を脱毛する場合、回数は14~16回ほど、期間は2年半~3年かかります。
さらに、顔の産毛の場合、脱毛完了までの回数は16~20回ほど、期間で言えば3年弱~3年半くらいかかることになります。
このように産毛の脱毛には時間も回数もかかるのです。
こういった情報も予め把握しておいて、辛抱強く施術を続ける心構えをしておきましょう。
【③サロンとクリニックを徹底比較!それぞれのメリット・デメリット】
さて、実際に産毛の脱毛を受けよう!と考えたときに、悩みどころなのが
・どこで受けるか
・どの方法で受けるか
ですよね。
ここでは、代表的な施術3つを徹底比較します。
(1)サロンの光脱毛
(2)サロンの電気脱毛
(3)クリニックの医療レーザー脱毛
の3つです。それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。
施術方法で脱毛効果などは異なってくるので、これを読んで検討に役立ててくださいね!
(1)サロンの光脱毛のメリット・デメリット
光脱毛は、多くのサロンで使われている脱毛の方法です。光を照射して毛の黒い色に反応させ、毛根を処理します。
この方法のメリットは、痛みが少ないことです。ほぼ全くと言っていいほど痛みはありませんので、だれでも安心して脱毛を受けられます。
また、他の方法と比べて、費用が安価なのも魅力です。
しかし、デメリットもあります。それは、方法上、産毛には反応しにくいこと。
先述したとおり、光は毛の黒い色に反応して、脱毛効果を発揮します。
産毛は細くて薄い毛なので、ほかのムダ毛と比べて反応しづらく、効果が出るまでに時間がかかります。
(2)サロンの電気脱毛のメリット・デメリット
サロンでの脱毛方法の主流は先ほど挙げた光脱毛ですが、電気脱毛が受けられるサロンもあります。TBCのスーパー脱毛などはその1つです。
電気脱毛のメリットは、他の方法と比べて脱毛効果があることです。
光脱毛やレーザー脱毛は、毛のメラニン色素に反応させる方法なので、細くて薄い産毛に対しては効果を発揮しにくいものです。
しかし、電気脱毛は、細い電極をすべりこませて毛根に電気を流して処理する方法です。
この方法なら、産毛でも普通の毛と同じように処理ができますから、他の方法と比べて効果的だと言えるのです。
ただ、デメリットとして、光脱毛に比べて痛みがあることが挙げられます。
電気を流して処理するので、どうしても痛みは発生してしまいます。また、料金も光脱毛と比べると高価です。
(3)クリニックの医療レーザー脱毛のメリット・デメリット
クリニックでのレーザー脱毛のメリットは、アフターケアがしっかりしていることです。
皮膚科での脱毛なら、医師の監修のもと脱毛が行われますし、肌トラブルにならないような処方もバッチリ。
こうしたバックアップがついているのは心強いですよね。
さらに、最近ではレーザー脱毛でも、産毛に反応しやすい機器が登場しているというのも強みです。
日本で主流のレーザー脱毛機器は、ダイオードレーザーとアレキサンドライトの2種類。
このうちダイオードレーザーは、産毛にも反応しやすいと言われています。
特にメディオスターNeXTという最新のダイオードレーザー脱毛機は注目されています。
毛が生えるもとの発毛因子・毛根のメラニンにレーザーが反応して処理するので、この方法なら産毛でもかなりの脱毛効果が得られると言われています。
デメリットは、機器によっては産毛脱毛だと効果が出るのがゆっくりになってしまうことでしょう。
効果がないわけではなく、効果が出るまでに時間がかかってしまうだけで、回数を重ねると徐々に脱毛効果が得られます。
また、サロンでの光脱毛に比べると施術の際の痛みを感じやすく、費用も高いというのも考慮しておきましょう。
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このように、脱毛をどこで受けるか、どの方法で受けるかによってメリット・デメリットは様々です。
じっくり検討して、納得できる方法で産毛脱毛にチャレンジしてみてくださいね!