脱毛サロンの口コミを見ていると
・勧誘がしつこかった
・強引な勧誘があってウンザリ…
という不満の声をたびたび目にしますよね。
「サロンに行きたいけれど、しつこい勧誘があるのはイヤだな…」と足が遠のいている方もいるのでは?
そこで今回は、脱毛サロンの勧誘の実態や、断り方のコツについてご紹介します。
目次
■脱毛サロン、勧誘の実態とは?
サロンやスタッフによって、勧誘のしつこさには差があります。
中には「勧誘はしない」と謳っているサロンもありますが、
・コース案内
・プランの紹介
などという形で、勧誘は少なからずあるのが実態です。
「おすすめ」といった形での紹介だけで、あっさりしているサロンもあります。
しかし、サロンによってはしつこい勧誘があって、
・脱毛についての話だけ聞くつもりが、1時間以上しつこく勧誘された
・ワキ脱毛だけのつもりだったのに、他の部位のキャンペーンについてゴリ押しされ、断り切れずに追加契約してしまった
・化粧品など様々な商品を強引にオススメされ、購入してしまった
というケースも珍しくないようです。
勧誘のタイミングもさまざまで、
・カウンセリング時
・施術中
・施術後
などがあります。
施術中は、施術自体の時間が長くても数十分くらいなので、適当にはぐらかせば大丈夫かもしれません。
しかし、カウンセリングや施術後は、長い時間つかまってしまうことも考えられるので、上手なかわし方/断り方を身につけておくことが大切です。
■脱毛サロンの勧誘を断る7つのコツ!
(1)カウンセリングシートには「無職」「専業主婦」と書こう!
サロンでの脱毛の前には、必ずカウンセリングがあります。
その際のシート記入で、予防線を張っておく方法です。
カウンセリングシートの職業欄には「無職」や「専業主婦」と書くのがおすすめです。
たとえ、あなたが実際は「会社員」だったとしても、です。
なぜかというと「無職」や「専業主婦」の人は、なかなかお金も使えないし、ローンも組めないことをサロン側は分かっているからです。
「お金がない、ローンが組めない人に対して高額なメニューを薦めても、契約につながらない可能性が高い」
とサロン側は考えるため、勧誘自体が緩くなる傾向にあります。
(2)「以前行ったサロンの勧誘が嫌だった」と話そう!
カウンセリングの際、
「以前、別のサロンに行きましたが、勧誘がしつこくて嫌でした。そこで契約はせず、今回このサロンの体験脱毛を受けに来ました」
と話しましょう。
勧誘がイヤで契約を結ばなかった経験があるお客さんに対して、しつこく勧誘しようとは普通思いませんよね。
そのため、このように話しておけば、勧誘されることはほぼ無くなるはずです。
(3)「自分だけでは契約できない」事情を伝えよう!
サロンによっては、その場で強引に契約を進めようとするケースもあります。
特に、格安キャンペーンを使ってお試し施術を受けた場合などは、脈ありの客だと判断され、カウンセリングの際にしつこく勧誘される可能性が高いです。
もし「その場で契約するのはちょっと…」と思った際には、良い振り切り方があります。
それは、
「自分では決めることができない」
「自分だけでは契約できない」
という事情を話すことです。
・母親がお金を出してくれるので、母に相談してからでないと契約できない
・旦那に相談してからでないと、怒られてしまう
などの事情を話せば、「これ以上勧誘するのは難しい」とサロンスタッフも引き下がるはずです。
このほかにも、いざとなったときにどう断るか、事前にいろいろ考えておくのがおすすめです。
中には、それでもしつこく勧誘をしてくるサロンもあります。
しかしこういったサロンは、仮に契約したとしても、
その後もケア用品・化粧品などを売り込んできたり、追加契約をしつこくすすめてきたり…という可能性が考えられます。
こういったサロンは、絶対に契約しないほうがいい、という判断基準にもなります。
(4)興味がない態度をつらぬく!
カウンセリング中には、コースの説明や化粧品の説明などがあります。
もし、具体的な契約はまだ考えていないのであれば、興味がない態度をつらぬくようにしましょう。
少しでも興味がある態度がスタッフに伝わってしまうと、丁寧で長い説明が始まってしまい、断りづらくなってしまいます。
(5)「時間がない」ことを伝えよう!
カウンセリング時や施術後は、長時間かけての勧誘につかまってしまうケースも考えられます。
それを防ぐために有効なのが「時間がない」ことを伝える方法です。
・この後予定がある
・○○時に約束がある
というのを話しておくといいでしょう。
また、携帯を活用する方法もあります。
着替えやお手洗いに行ったタイミングで携帯のアラームを適宜セットしておきましょう。
(カウンセリングを切り上げたい時間、施術後ぴったりの時間などがおすすめ)
そして、携帯が鳴った際に画面を確認し、
「友達から連絡がきた」
「すぐに行かなきゃいけない予定が入った」
と言って、勧誘される前にさっさと切り上げてしまう理由をつくりましょう。
(6)断るときはきっぱりとした言い方で!
親切に説明されたからと言って、契約しなければならないというわけでは全くありません。
契約したくなければ、断っていいのです。
また、そもそもサロンの多くは「勧誘が無い」というのをホームページなどで謳っています。
にもかかわらず勧誘がしつこいというのは問題なので、こちらも強気な態度で臨んで大丈夫です。
断るときは、きっぱりと明確に拒否しましょう。
「考えておく」「検討する」などの曖昧な言葉だと、その後も勧誘されてしまう恐れが考えられます。
(7)断るのが苦手な人は、友達や家族と一緒に行こう!
自分で断るのはどうしても苦手…という方もいるでしょう。
そういった場合は、友達や家族と一緒にサロンへ行きましょう。
事前に同行者と
・勧誘があったら、ちゃんと断る
・契約についてはその場でせずに、家で考えたい
など、相談をしておきましょう。
相談をしたうえで一緒にカウンセリングを受ければ、その場の雰囲気にも流されにくいでしょう。
一人で行くよりも、勧誘も断りやすいはずです。
■それでもしつこく勧誘されたら
ここまで、勧誘に対する断り方のコツをご紹介しましたが、サロンの中には「断ってきた客に対してどう推し進めるか」のマニュアルがあるところもあります。
例えば「お金がない」というのを理由にして断ったとしても、「金銭的理由で断る客への対応方法」がマニュアル化されていて、しつこく勧誘される、というケースも実際にあります。
「その場でのお金がないなら、ローンを組めばいい」など話を進めてきて、強引にローン契約を結ばされてしまうこともあるのです。
万が一、断り切れずに契約してしまった場合は、クーリングオフ制度を利用しましょう。
これは
・契約から8日以内
・契約金額が5万円以上
・契約期間が1カ月以上
という条件を満たせば、契約を解除できる、という制度です。
また、強引な勧誘によって高額な契約をしてしまった場合は、専門家に相談することをおすすめします。
消費生活センターの電話窓口など、相談できる機関はいろいろあります。
一人で悩まず、専門家の力を借りるようにしましょう。