脱毛の知識

埋没毛(埋もれ毛)の自己処理はNG!埋没毛の原因と予防方法

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埋没毛(埋もれ毛)に悩まされたことはありませんか?

埋没毛とは、肌の内側で毛が埋もれてしまって、肌から透けて見えているような状態を指します。

埋没毛の状態だと、肌がプツプツと黒く膨らんで見栄えも悪いもの。

さらに、毛が表面に出ていないから、ムダ毛の処理も出来なくて困ってしまいますよね。

「なんとか対処したい!」と思った経験がある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、埋没毛ができる原因や予防策について、徹底解説します!

埋没毛ができてしまう原因3パターン

なぜ埋没毛はできてしまうの?

毛は本来、毛穴から肌の外に向かって生えるものですよね。

ですが、何らかの原因によって毛穴がふさがってしまうと、毛が肌内部で埋もれる「埋没毛」の状態になってしまうのです。

では、毛穴がふさがり、埋没毛になってしまう原因には、どんなものがあるのでしょうか?

3パターンの原因をご紹介します。

①肌の乾燥

肌が乾燥すると、肌表面の角質が厚くなります。

それにより、毛穴がふさがれ、埋没毛ができてしまうことがあります。

②肌のキズ

肌が傷つくと、細胞が肌を修復しようとします。

その際に、毛穴の出口をふさいでしまうことがあるんです。

③カミソリなどによる、ムダ毛の自己処理

カミソリによるムダ毛処理は

・肌を傷つける恐れがあり、傷ついた肌が修復される際に毛穴がふさがることがある

・肌の角質まで削ぎ落されてしまうので、その結果角質が厚くなり、毛穴がふさがれてしまう

というように、埋没毛ができるリスクが大きいです。

ムダ毛の自己処理が多い箇所(腕、あし、ワキなど)には、特に埋没毛ができやすいと言われています。

埋没毛の予防策3つ

見栄えも悪いし、ムダ毛の処理ができなくて困ってしまう「埋没毛」。

埋没毛ができにくくするためには、どうしたらいいのでしょうか?

予防策を3つご紹介します!

①保湿&角質ケアをしっかり行おう!

肌の乾燥は、埋没毛の主な原因の1つ。

・角質が厚くなり、毛穴をふさいでしまう

・肌のターンオーバーが乱れて、毛が外に出てきにくくなる

など、困ったトラブルの引き金になるのです。

 

大事なのは、日々のスキンケア。

毛穴周りの肌を健康に保つことで、埋没毛ができにくくなります。

 

・肌の保湿

・角質を取り除くスクラブケア

を、しっかり行いましょう!

 

ただし、スクラブケアは週1回~月1回ペースで行うようにしてくださいね。

毎日行ってしまうと、肌が傷ついてしまう恐れがあります。

 

また、ボディ部分のケアも怠らないように注意しましょう!

どうしてもお顔のケアだけしっかりして、ボディ部分は忘れがち。

 

全身くまなくケアすることで、埋没毛のない美肌を目指せますよ!

②肌ダメージの少ない自己処理方法に変えよう!

カミソリや毛抜きで自己処理しているという方も多いのでは?

確かに、費用も掛からず手軽にできるムダ毛処理方法ですよね。

 

しかし、カミソリや毛抜きでの処理は、皮膚だけでなく毛穴にも大きな負担がかかります。

 

特にカミソリでの処理の場合

・肌を傷つける恐れがあり、傷ついた肌が修復される際に毛穴がふさがることがある

・肌の角質まで削ぎ落されてしまうので、その結果角質が厚くなり、毛穴がふさがれてしまう

というように、埋没毛ができるリスクが大きいです。

 

埋没毛ができにくくするためには、肌に優しいムダ毛処理方法を選ぶのがポイント!

例えば、ムダ毛処理用の電動シェーバーがおすすめ!

カミソリと違って、刃が直接肌に当たらないので、肌を傷つけるリスクがぐっと減ります。

⇒おすすめの電気シェーバーを知りたい!

③サロンやクリニックの脱毛に通おう!

「肌に優しいムダ毛処理方法を選ぶのがおすすめ!」と書きましたが、ベストなのはサロンやクリニックの脱毛に通うことです。

 

脱毛に通えば、自己処理の頻度が少なくなります。

最終的には、ほぼ自己処理要らずに!

 

そうなれば、カミソリや毛穴での自己処理で、肌を傷つける恐れもなくなりますよね。

また、毛自体がなくなってツルツル肌になれるので、埋没毛の心配もいらなくなります。

埋没毛ができてしまった時の対応

ここまで、埋没毛の原因と予防策についてご紹介しましたが、もし埋没毛ができてしまった場合は、どのような対策を取ればいいのでしょうか?

まずは様子をみる

「早く何とかしたい!」と焦って自己処理をするのは絶対NG。

埋没毛ができてしまったら、まずは様子を見てください。

埋没毛は、一般的に肌のターンオーバー(新陳代謝)の際に解消されます。

ターンオーバーをすると、古い皮膚が押し出されて、ふさがっていた毛穴が開くからです。

埋没毛は、毛穴がふさがって毛が外に出られない状態のこと。

毛穴が再び開けば、埋まっていた毛も外に出られるのです。

炎症やしこりが生じたら、皮膚科を受診!

埋没毛は、肌のターンオーバーとともに解消することがほとんどです。

ですが中には

・埋没毛が毛穴を押し込み、皮膚の下で毛嚢炎などの炎症が生じる

・埋没毛が原因でしこりができ、炎症が生じる(毛穴に膿がたまる)

というようなトラブルに繋がってしまうケースもあります。

 

このようなトラブルを放っておくと、色素沈着の原因になったり、最悪の場合外科手術が必要になったりします。

・炎症やしこりを見つけた

・しばらく様子を見ても、埋没毛がよくならない

という場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。

埋没毛の自己処理は絶対ダメ!!

「埋没毛ができたら、ピンセットや針で毛を外に出している」こんな方も多いのではないでしょうか。

見栄えも悪いし、早く何とかしたいですもんね。

しかし、埋没毛の自己処理は絶対にやめてください!

・肌を傷つける恐れがある

・黒ずみ、色素沈着の原因になる

・傷口から細菌が入って、化膿してしまう恐れがある

など、さまざまなリスクがあるからです。

埋没毛と間違いやすい肌トラブル

埋没毛は

・肌内部に、毛のような黒い物が透けてみえている。

・肌内部に毛のようなものがあるが、毛先が肌の表面から出ていない

という状態を指します。

しかし、埋没毛と間違いやすい肌トラブルも存在します。

これらのトラブルだった場合は、今回紹介した方法とは別の対策が必要になるので、注意してください。

①ニキビ

毛穴の皮脂が詰まって、毛穴を中心とした炎症が起こった状態が「ニキビ」です。

ニキビにはいくつか種類があるのですが、中でも埋没毛と間違いやすいのが「黒ニキビ」。

「黒ニキビ」とは、毛穴に詰まった皮脂が酸化して、黒っぽくなっている状態です。

鼻やおでこなど、皮脂が出やすい部分に起こりやすい肌トラブルです。

黒ニキビは

・正しい洗顔方法を行う

・保湿ケアをしっかりする

・ターンオーバーを促進する栄養素の摂取

・皮膚科を受診してケアする

などの方法で対策できます。

②粉瘤

毛穴が詰まり、本来ターンオーバーで排出されるはずの皮脂や皮膚などの老廃物が毛穴の中にたまってしまっている状態を「粉瘤(ふんりゅう)」と言います。

黒いポツポツの状態で、肌内部にしこりと炎症が現れてしまう肌トラブルです。

ターンオーバーがきちんと行われていないことが原因なので、新陳代謝を正常化させるのがポイント。

できるだけストレスをさけ、ホルモンバランスを整えることで予防できます。

もしひどくなってしまったら、皮膚科を受診してください。

 

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